~千葉から創る『タバコゼロ社会』~

タバコゼロ千葉時代宣言

  2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック競技大会で千葉県は、東京都に次いで最多となる計8競技の会場をホストします。

 そればかりでなく、これらの海外からの大勢の選手団、大会関係者、サポーターを全国一の国際線旅客量を誇る成田国際空港でお迎えします。必然的に2020年には 千葉県全体が安全で健康的なグローバル都市として生まれ変わっていなければなりません。

 2012年2月、千葉県受動喫煙防止対策検討会の報告書は、「県民の健康維持増進のため、受動喫煙の防止を一層推進する必要性」があり、「(普及啓発などの)自主的・勧奨的な事業の効果を評価しつつ、条例等による規制に向かうべき」との基本方針を打ち出しました。

  しかし その後、県民の喫煙率、受動喫煙の健康被害への認知度等、どれも改善が見られず、取り組んでいるであろう県のタバコ対策の効果が目に見えていません。昨年5月、県のタバコ対策について、森田知事は国の推移を見守ると述べられましたが、国が改正健康増進法を可決後も、県の対策に変化は見られません。

  一方、昨年919日には、千葉市において罰則付きの受動喫煙防止条例が可決されました。東京オリンピック・パラリンピック競技開催都市としての決断であったものと思います。残念ながら千葉市の条例の内容は、国際水準にはまだまだ距離がありますが、禁煙外来治療費の助成や、加熱式タバコも含めて禁煙とした小規模飲食店の喫煙室撤去費用助成制度「禁煙化補助金の交付」などは、市民の健康を第一に考える地方自治体の本来の姿として高く評価されています。

 前回の東京オリンピックでは上下水道の整備などの公衆衛生上の向上というレガシー(遺産)が残りました。今回はタバコゼロ社会となり、空気のバリアフリーというレガシーが残ることを期待いたします。

 千葉県におかれましても、県民の健康で幸せな人生の為に加熱式等の新型タバコを含め、全てのタバコ製品の使用を制限し、ニコチン依存症という疾患を次世代に引き継ぐことがないよう、世界水準の受動喫煙防止条例を制定して頂くことを強く要望します。

 東京オリンピック・パラリンピックは千葉県が生まれ変わるチャンスであります。77万年前の地磁気逆転現象が千葉の地層から証明され、この地質時代が千葉時代(チバニアン)と命名されようとしている時に、私たち日本禁煙推進医師歯科医師連盟第28回学術総会参加者は、ここにタバコゼロ社会の千葉時代(チバニアン)の幕開けを宣言します。

 

2019224日

 

28回日本禁煙推進医師歯科医師連盟学術総会大会長  藤澤 武彦

 

日本禁煙推進医師歯科医師連盟会長  齋藤 麗子

 

参加者一同

 

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